冬の味覚に舌鼓 江差なべまつり開幕

update 2018/2/4 07:34


 【江差】江差の冬の一大イベント「冬江差 美味百彩なべまつり」(江差観光コンベンション協会主催)が3日、町文化会館で始まった。大勢の来場者が地元の特産品を使った鍋料理に舌鼓を打った。4日まで。

 1日に開幕した「江差たば風の祭典」のメインイベント。クジラ汁やタラやニシンの三平汁、ゴッコ汁、浜鍋など、地元定番の鍋から、牛すじ黒胡椒煮込みやもつ鍋、米から作る江差の郷土菓子「こうれん」を使った鍋など、町内外の飲食店やひやま漁協女性部、江差商工会青年部などの19店が多彩な味を振舞い、来場者はお目当ての店の味を求めて列を作った。

 江差高校吹奏楽部の演奏や、来場者が参加しての餅つき、江差追分全国大会優勝の寺島絵里佳さんによる江差追分・道南民謡のショーも行われた。

 八雲町に住む甥の津村優吾君(4)と訪れた町内の大杉志穂さん(40)は「牛すじの鍋がおいしかった。温まった」と2人で笑顔。

 4日は午前11時から午後2時まで。ジャガイモの詰め放題(正午から、1回100円)などのイベントも。4枚つづりの共通鍋券は1200円(抽選券付き、会場で購入可能)。

提供 - 函館新聞社

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