クレーン車使い深夜に大作業 らっくる号4台目が搬入完了
update 2018/1/16 07:29
函館市企業局交通部は15日未明、超低床電車「らっくる号」の新車を駒場車庫に搬入した。函館競馬場付近で道道を片側交互通行とし、クレーン車2台などを使った大作業は約4時間かけて完了。デビューは1月下旬を予定する。
4台目となるらっくる号は、現在稼働中の車両と同様、アルナ車両(大阪)が製造。フェリーで苫小牧に陸揚げ後、14日早朝に市内に運ばれた。
電車を積んだトレーラーは道路交通法の制限を超える特殊車両のため、通行許可を得て、作業は午前零時過ぎから開始。作業員の掛け声を合図にクレーン車で豪快に新車をつり上げた後、スロープなどを使って慎重に軌道上に降ろした。架線の電流を導き入れるパンタグラフを取り付けてから2001号車にけん引され、ほぼ予定通りの午前4時ごろに搬入を終えた。
らっくる号の新車は4年ぶり。国からの補助金などを活用し、2億4000万円で購入した。車体側面の行き先表示では、5カ国語で経由を案内する。今後は機器の作動を確かめる納入検査などを行う予定で、同部施設課は「早ければ1週間以内に運行を開始したい」としている。
その他の新着ニュース
- 変貌続ける函館港 開港160年、さらなる発展へ...2019/1/1
- 今年も新春の空に故梅谷さんの凧...2019/1/1
- 「新年も平穏に」 お札やお守り準備 亀田八幡宮...2019/1/1
- 年越し準備で市場、スーパーにぎわう...2018/12/31
- 棒二最後の新春飾る生け花 美原の齊藤さん...2018/12/31
- 丸井栄餅で鏡餅作り アルバイトら大忙し...2018/12/30
- 亀田小4年・佐々木さんが南北海道珠算競技大会で小学生V...2018/12/30
- 函館空港に金のシャチホコ登場...2018/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。