五稜星の夢、外郭設置の電球盗難相次ぐ
update 2020/12/4 07:27
11月29日に開幕し、五稜郭の星形の堀の形をイルミネーションで浮かび上がらせる「五稜星の夢(ほしのゆめ)」会場で、電球の盗難が相次いでいることが3日までに分かった。イベント開幕前に7個、開幕後にも1個が盗まれ、主催の実行委は「協力いただいた市民の気持ちを踏みにじる心ない行為。絶対にやめて」と話している。
電球は実行委スタッフが11月14日に設置した後、同28日の点検でLED5個と白熱電球2個がなくなっていることが分かった。実行委は同30日に函館中央署に被害届を提出した。
さらにイベント開幕後も、裏門橋たもとのLED1個が盗まれていることが3日までに分かった。午後8時までの点灯が終わった後、何者かが取り外して持ち去ったものとみられる。
同イベントではこれまで、2000個の電球を内郭に設置していたが、今回は北側の一部を「五稜郭タワーから星の形をよりくっきりと見てほしい」と堀の外側の遊歩道わきに設置。盗難にあったのはこの外郭設置部分だった。
「五稜星の夢」は1989年から毎年開き、運営は有志のボランティア、費用は市民らの寄付によりまかなわれる。実行委は「新型コロナでイベントが次々中止になる中、函館に元気を与えたいと思っていたのに」と肩を落とし、対策として手すりの外から手が届かないよう、イルミネーションを堀寄りに設置し直したいとしている。
その他の新着ニュース
- 【新年号】新外環・空港道路 今春開通へ工事急ピッチ...2021/1/1
- 【新年号】おいしい地元産味わって! 道南産牛を使ったメニュー紹介...2021/1/1
- 函館市内の学習塾で正月特訓スタート...2021/1/1
- 遺愛女子高吹奏楽局がオンラインでレッスン...2020/12/31
- 函館PR番組配信、中国で16万人視聴...2020/12/30
- HACのSAAB340B型機退役 航空ファンら名残惜しむ...2020/12/30
- 口取りづくりピーク 市内の菓子店...2020/12/29
- 巨人育成指名の阿部投手が北斗市長を表敬訪問...2020/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。