「発熱」電話相談を 函館市、新型コロナ24時間対応窓口を運用開始
update 2020/11/12 07:20
新型コロナウイルス感染者が道内で急拡大する中、函館市は11日、発熱時の電話相談窓口「受診・相談センター」の運用を12日午前9時から開始すると発表した。かかりつけ医がいない市民などが対象で、24時間対応する。感染拡大に伴い、市立函館保健所では電話相談が増加傾向にあり、市民の安心、安全を確保するとともに同保健所の負担軽減を図る。
同センターは、発熱症状がある人で、かかりつけ医がいない場合や相談する医療機関に迷う際に対応。症状に関する疑問に答え、対処法などをアドバイスするほか、新型コロナに関する相談受け付け、受診可能な医療機関の紹介などを行う。
業務は市が民間企業に委託。電話対応は保健師や看護師などの資格を持つ専門職が担当する。事業費は1400万円。
発熱の症状があり、かかりつけ医がいない市民の電話相談はこれまで、同保健所が平日と土曜午前に対応してきた。ただ、11月に入って市内で新規感染者が相次いだことから、同保健所への相談件数が急増。新型コロナに関する疑問のほか、発熱を訴え、受診可能な病院を尋ねる電話などが増え、1日当たりの件数は9日に34件となり、7月30日に38件を記録して以来の多さとなった。
市はこのほか、インフルエンザ流行期に備え、発熱の症状がある人が受診できる市内の医療機関103カ所のうち、公表に同意した39カ所をホームページで紹介している。同保健所は「熱があり、かかりつけ医がいる人は電話した上でその病院を受診し、いない人はセンターに相談してほしい」と呼び掛けている。
電話相談は同センター(0120・568・019)へ。
その他の新着ニュース
- 【新年号】新外環・空港道路 今春開通へ工事急ピッチ...2021/1/1
- 【新年号】おいしい地元産味わって! 道南産牛を使ったメニュー紹介...2021/1/1
- 函館市内の学習塾で正月特訓スタート...2021/1/1
- 遺愛女子高吹奏楽局がオンラインでレッスン...2020/12/31
- 函館PR番組配信、中国で16万人視聴...2020/12/30
- HACのSAAB340B型機退役 航空ファンら名残惜しむ...2020/12/30
- 口取りづくりピーク 市内の菓子店...2020/12/29
- 巨人育成指名の阿部投手が北斗市長を表敬訪問...2020/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。