「平穏無事」願い込めて 函館西高書道部が奉納揮毫
update 2020/9/22 07:10
国連が定める「国際平和デー」の21日、函館護国神社(大橋幸生宮司)で函館西高校書道部(顧問・天満谷貴之教諭)による世界平和と新型コロナウイルス終息を願う奉納揮毫(きごう)が行われた。1、2年生の部員8人が平和で穏やかな社会になるよう祈り、筆に思いを込めた。
国内外で書道など和文化を通じて、地域活性化や平和思想の発信に取り組む「和プロジェクトTAISHI」(愛知)が同日全国一斉に行った取り組みで、今年で4回目。全国48の護国神社と靖国神社(東京)、広島、長崎の平和公園を会場に、各地の書家と全国47校の高校書道部員が揮毫に臨んだ。
この日は揮毫前に部員らが参拝し、玉串を納めた。部員は1・2メートル×3メートルの大きさの紙に、早く今まで通りの生活が戻るようにと「平穏無事」という言葉を部員が1文字ずつ担当し、勢い良く筆を走らせた。ほかの部員も色紙に「世界平和」としたため、書家である天満谷教諭は「以和為貴(和をもって貴しと為す)」と流れるような筆使いで書き上げた。
同部2年の梶浦果歩さん(16)は「コロナ禍で少しでも多くの人が笑顔になればと筆をとった。部員みんなで世界平和を願いながら書き、良い書になった」と話していた。
その他の新着ニュース
- 【新年号】新外環・空港道路 今春開通へ工事急ピッチ...2021/1/1
- 【新年号】おいしい地元産味わって! 道南産牛を使ったメニュー紹介...2021/1/1
- 函館市内の学習塾で正月特訓スタート...2021/1/1
- 遺愛女子高吹奏楽局がオンラインでレッスン...2020/12/31
- 函館PR番組配信、中国で16万人視聴...2020/12/30
- HACのSAAB340B型機退役 航空ファンら名残惜しむ...2020/12/30
- 口取りづくりピーク 市内の菓子店...2020/12/29
- 巨人育成指名の阿部投手が北斗市長を表敬訪問...2020/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。