折り鶴にコロナ禍終息願い込め 松前の児童が2800羽折る

update 2020/9/15 07:58


 【松前】松前の栄華を再現する松前藩屋敷で12日、町内の3小学校の児童らがコロナ禍終息の願いをこめて折った約2800羽の折り鶴の展示が始まった。これに先立ち11日、藩屋敷で児童らのコロナ終息への思いを町民や来館者へのつなぐ伝達式が行われた。

 式では松城小石山聖七(せな)君、大島小藤村璃夢(りむ)さん、小島小星晴子さん(いずれも6年)が学校を代表し、千羽鶴を若佐智弘副町長、石川文明松前観光協会会長、小川正紀同協会副会長に手渡した。同協会の松村忠司事務局長は「折り紙を折ることで思いを共有してほしい」と話している。

 今夏行われた「浮きアジサイ」は14日間の期間中約3000人が訪れた。この折り鶴も写真映えすることから、10月末までの開館期間中、来訪者を増やしそうだ。展示場所の館内旅籠越後屋には、折り紙が用意され、来館者も気軽に参加できる

 同館は入館料大人360円。営業時間は午後9時から午後5時まで(最終入場は午後4時半)。

提供 - 函館新聞社

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