「もみじフェスタ」今年はライトアップのみ

update 2020/9/9 07:19


 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、函館市は、道内唯一の国指定文化財庭園「香雪園」(函館市見晴町)で毎秋開く「はこだてMOMI−G(もみじ)フェスタ」について、今年は内容を変更して実施することを決めた。恒例のミニライブや展示などをとりやめ、10月17日から11月8日までの期間、ライトアップのみ実施する。

 紅葉の見ごろに合わせ、例年は室内で無料ライブやアクセサリー作り、茶席などの体験会を開いていたが、感染リスクが高まる「3密」が避けられないとして中止を決めた。ライトアップは約100メートル続くカエデ並木を中心に、今年も100灯を超える照明が午後4時から同9時まで園内を照らす。

 昨年は2009年の初開催以来、最多となる約4万5000人が入場。新型コロナの流行でイベント自体の中止も検討したといい、同園を管理する市住宅都市施設公社東部公園事務所は「大勢での来園はなるべく避け、夜だけでなく昼間の紅葉も楽しんでほしい」と呼び掛けている。

提供 - 函館新聞社


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