晴れ間に「日暈」現象 函館市内で見られる
update 2020/8/9 07:01
8日の渡島・桧山地方は気圧の谷ながら高気圧に覆われて晴れ間がある時間もあり、函館市内の上空では太陽の周りに輪ができる「日暈(ひがさ)」が現れ、薄い雲の空に輪がくっきりと浮かんだ。
日暈現象は「にちうん」とも言われ、上空5000〜1万メートルの巻層雲で氷の結晶に太陽光が屈折し、虹色の光の輪が現れる。輪は複数になる場合もあり、同市内では5月から秋にかけて見られることがある。月夜で発生すると「月暈」といわれる。
この輪が見られるのは天気が崩れる予兆とされ、道南の9日は東北地方を通過する低気圧の影響を受け雨が降る時間がある見込み。
提供 - 函館新聞社
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