夏の行楽期を前に五稜郭タワーで窓ガラス清掃

update 2020/7/29 06:40


 夏の行楽シーズン到来に向け、五稜郭タワー(中野恒社長)で28日、地上約90メートルの高さにある展望台の窓ガラスの清掃が始まった。ゴンドラに乗った作業員3人が窓の外に現れると、来場者が興味深そうに作業に見入っていた。

 同社では毎年、春の大型連休、お盆の帰省時期、降雪期前の年3回、窓ガラスの清掃を実施する。今回も29日までの2日間で315枚のガラスを磨き上げる。

 3人1組の作業員が屋上から吊り下げた可動式のゴンドラに乗り込み、雑巾やワイパーを使って1枚1枚を丁寧に拭き取った。ガラスは傾斜しているが手際よく清掃し、五稜郭や周辺が一層美しく見えるようになった。

 友人と旅行中という兵庫県の会社役員、佐藤美千代さん(63)は「いろいろな展望台を見てきたが、清掃作業は初めて。楽しいひと時だった」と笑顔だった。

提供 - 函館新聞社

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