函館スイーツ推進協、ネット通販サイト立ち上げ目指しCF開始

update 2020/7/19 06:44


 函館市内を中心に菓子店など81店舗が加盟する「函館スイーツ推進協議会」(若山直会長)は、新型コロナウイルスの感染拡大で低迷する加盟店の売上を回復させようと独自サイトによるネット販売の確立を目的としたクラウドファンディング(CF)を立ち上げた。道南の歴史あるスイーツ文化を応援しようと、早速支援の輪が広がっている。

 新型コロナはさまざまな業界や分野に影響を及ぼしているが、スイーツ業界も例外ではなく、休業や外出の自粛ムード、相次ぐイベントの中止などで売り上げの大幅減に直面した加盟店も少なくない。

 CFは500万円を目標に設定。新たな販路開拓を目指し、加盟店商品のネット販売を可能とする通販サイトの制作費に充てる。新たな取り組みとして函館市内の2遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録をにらんだ「函館縄文スイーツ」の開発、函館でのスイーツイベントの企画・実施も計画する。また、これまでの函館スイーツ電車の継続にも充てる。

 1000円からの支援ができ、3000円以上からリターン品を用意。3000円の支援では、昭和製菓(西桔梗町、田口輝社長)やカドウフーズ(追分町、嘉堂聖也社長)など、加盟店の菓子の詰め合わせ3500円相当、3万円の支援では1万2000円相当の菓子に加え、加盟約30店舗で使える1万円分のスイーツチケットが付く。18日午後5時現在、約95万円の支援が集まっている。

 期間は8月10日までを予定。9月からリターン品の発送を始め、同月上旬にはサイトをオープンさせたい考え。同協議会事務局を担うアキヤマの小林周平常務は「スイーツ業界は観光と連動しており、新型コロナの影響でとても厳しい状況にある。通販サイトが実現すれば道南はもちろん道内外のお客さまに商品を購入していただけるようになるので、ぜひ応援してほしい」と呼び掛けている。

 支援や詳細は同推進協のCFサイト(https://camp-fire.jp/projects/view/303437?list=food_populer)へ。

提供 - 函館新聞社

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