国内最古の観覧車に「登録有形文化財」のプレート
update 2020/7/18 08:08
函館公園内「こどものくに」(青柳町17)で、国内最古で稼働する「空中観覧車」に、国の登録有形文化財を示すプレートが取り付けられた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で平日は休業していたが、20日から通常営業することも決定。たくさんの人に知ってもらいたいと見やすい場所に飾り、来園者の目を引いている。
観覧車は、1950(昭和25)年に七飯村(当時)の大沼湖畔東大島に設置され、65年に現在地に移設された。高さ10メートル、直径8メートルで、八角形のホイールに日本では珍しい長椅子型ゴンドラが8台付いている。昨年12月に国の登録有形文化財に正式登録された。
設置されたプレートは、縦21センチ、横30センチ。16日に職員が取り付けた。同園を運営する「北海興業」(加藤健一社長)の加藤大地マネジャーは「70年の歴史が認められ、うれしさと同時に守っていくことに身が引き締まる思い。たくさんの人に乗ってもらいたい」と話す。
営業時間は、18、19日は午前10時〜午後4時半、20日からの平日は午前11時〜午後4時、23日以降の土・日曜と祝日は午前10時〜午後5時。問い合わせは同園(0138・22・5039)へ。
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