函短大、認証評価で「適格」認定
update 2020/5/26 07:30
一般財団法人短期大学基準協会が全国の短大を対象に実施する昨年度の認証評価が今年3月に発表され、函館短大(猪上徳雄学長)は、同協会が定める評価基準を満たしているとして3度目の「適格」の認定を受けた。猪上学長は「無事評価され、ほっとしている。教育の質向上を目指し、短大としてさらに努力を積み上げていきたい」と展望を語る。
同協会による認証評価では、文科省が設置を認可している全国の短大が7年ごとに評価を受け、同短大はこれまで05年度(第1期)、12年度(第2期)に受審。教育活動や組織運営、大学設備などさまざまな観点から評価し、今回の第3期では、学生が身に付けた知識や技能、表現力などの評価方法と、教育の質を維持していくための取り組みが主な評価のポイントとなった。
同短大では、今回の認定評価を見据え、16年から学生の自己評価と教員による客観的な評価をまとめ、学習成果を可視化する「プログレスシート」を導入。また、評価を授業の成績と合わせてグラフ化し「ディプロマ・サプリメント」としてまとめている。こうした学生としての資質を短大として保証する取り組みが今回の適格認定につながった。
認証評価を担当した澤辺桃子教授は「教職員が一体感を持って受審に向けて取り組めた」と振り返り、猪上学長は「現在、学生の多くが函館出身。今後も地域に貢献できる人材を育成し、地域に認められる短大を目指したい」と話している。
その他の新着ニュース
- 【新年号】新外環・空港道路 今春開通へ工事急ピッチ...2021/1/1
- 【新年号】おいしい地元産味わって! 道南産牛を使ったメニュー紹介...2021/1/1
- 函館市内の学習塾で正月特訓スタート...2021/1/1
- 遺愛女子高吹奏楽局がオンラインでレッスン...2020/12/31
- 函館PR番組配信、中国で16万人視聴...2020/12/30
- HACのSAAB340B型機退役 航空ファンら名残惜しむ...2020/12/30
- 口取りづくりピーク 市内の菓子店...2020/12/29
- 巨人育成指名の阿部投手が北斗市長を表敬訪問...2020/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。