函館高専で遠隔授業 前期がスタート

update 2020/4/24 06:58


 函館高専(※)で23日、自宅などからパソコンやスマートフォンを使い、インターネット上で授業を受ける遠隔授業が始まった。初日となった同日はオンライン授業での注意点などを教員が説明し、前期の授業のスタートを切った。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同校では当初授業開始を予定していた8日から5月10日までを休校とし、校内での授業や行事をすべて取りやめている。遠隔授業では、全国51校の高専で導入されているマイクロソフトのソフトウェア「チームズ」を利用。グループでの通話ができるほか、チャット形式で質問したり、資料を示したりできる。同校では14日から遠隔で朝のホームルームを実施している。

 同日午前9時に始まった「無機材料工学」の授業では物質環境工学科4年生40人が受講。教員がモニターを通じて学生に話しかけ、オンラインでの授業の進め方を確認した。同授業でライブ配信を使うのはこの日のみで、今後は授業内容をまとめた動画で学び、各自で課題に取り組む。担当した小林淳哉教授は「対面の授業と違って学生の顔が見えず、反応がわからない。オンラインでは理解度の確認が重要となる」と話していた。

 同校では5月8日まで遠隔授業を行い、同11日から校内での授業開始を予定している。

※●野茂校長(タダノシゲル)校長、●は人偏に且(かつ)。文字化け防止のため置き換えました(e-HAKODATE)

提供 - 函館新聞社


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