紅ズワイ鮮度抜群 江差で水揚げ進む
update 2020/3/29 06:59
【江差】江差港で紅ズワイガニの水揚げが進んでいる。甘みが強く、肉質はジューシーで知られるカニが、春の日差しを浴びて濃い赤色に輝く。
桧山管内で唯一操業するのは、ひやま漁協江差支所所属の松田漁業部(松田正躬代表)。第七十八宝樹丸(152トン、乗組員13人)で3〜8月に桧山沖1000〜1500メートルの深海でカニかご漁を行う。今季の漁獲上限量は575トン(昨季比25トン増)。道内外の加工業者に出荷している。
今季は、今月16日に初水揚げ。27日は約10トンの水揚げがあり、船底からカニの入ったかごを引き上げ、氷を詰めてトラックに荷を積んだ。専務の松田親(いたる)さん(30)によると、今季は数量、価格とも例年並みで、中間のLサイズが多いという。
加工・販売部門を担う北前水産(江差、松田親社長)では、しゃぶしゃぶ用の生冷ポーション(むき身)がヒットし、爪ポーションの商品化も間近だ。
また、函館の加工委託先から引き取ったカニ殻を厚沢部町内の農家1戸に畑の肥料として販売しており、未利用資源の有効活用にも取り組む。
松田親さんは「江差の紅ズワイガニは漁場が近いので、鮮度がいい。しっかりとした甘みがあり、ぜひ多くの人に食べてほしい」と話している。
その他の新着ニュース
- 【新年号】新外環・空港道路 今春開通へ工事急ピッチ...2021/1/1
- 【新年号】おいしい地元産味わって! 道南産牛を使ったメニュー紹介...2021/1/1
- 函館市内の学習塾で正月特訓スタート...2021/1/1
- 遺愛女子高吹奏楽局がオンラインでレッスン...2020/12/31
- 函館PR番組配信、中国で16万人視聴...2020/12/30
- HACのSAAB340B型機退役 航空ファンら名残惜しむ...2020/12/30
- 口取りづくりピーク 市内の菓子店...2020/12/29
- 巨人育成指名の阿部投手が北斗市長を表敬訪問...2020/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。