松前公園に春の訪れ フユザクラ風に揺られる
update 2020/3/15 07:57
【松前】毎春、約250品種1万本の桜が咲き誇る松前公園で14日、松前神社のフユザクラのつぼみがほころび始めた。約1・5センチの淡いピンク色の花びらが風に揺られ、公園内を散歩する人々に春の訪れを感じさせている。
園内のフユザクラは十数本あり、14日時点で松前神社前の1本で花が開き始めている。このほか、松前城入り口付近のフユザクラのつぼみもふくらみ始めており、近く開花しそうだ。松前藩屋敷周辺の駐車場脇の九条乙女と十月桜も開花が近づいている。
日本気象協会は、12日発表の全国サクラ開花予想で松前のソメイヨシノ開花を4月21日と見込む。町も3月19日に松前公園の各品種のサクラの開花予想(1回目)の発表を予定し、「今後温かい日が続けば、開花が早まる可能性もある」(町商工観光課)という。
提供 - 函館新聞社
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