函館山で早くも「カタクリ」咲く

update 2020/4/1 07:23


 函館市青柳町の函館山登山道入り口付近で、早くもカタクリ(カタカゴ=堅香子)が咲き始めた。淡い紫色の花が風に揺れ、山の春到来が本格化していることを告げている。

 カタクリの花の大きさは約5センチ。約10センチの高さから花びらがそり返るように下向きに咲くのが特徴。気温の低い時や夜に閉じてしまい、この日はほとんどが閉じている状態だった。

 昨年の改元では「万葉集」から出典され「令和」となったが、大伴家持が「もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の堅香子の花」と詠んでいる。

 花は種が根付いてから咲くまで約7年かかるとされ、約1週間咲き続ける。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです