小林豊子きもの学院函館本校で時代衣裳展始まる
update 2020/3/27 07:16
小林豊子きもの学院函館本校(函館市本町)で26日、時代衣裳展が始まった。十二単をはじめとした雅やかな衣裳7点が展示され、訪れた人の目を楽しませている。31日まで。
同学院は平安や江戸時代など当時の衣服の美しさや感性を後世に伝えようと、35年前からさまざまな文献を基に時代衣裳を忠実に再現し、保有している。今回展示している衣裳はそのうちの7点で、函館での公開は初めて。
会場には皇后雅子さまが結婚の儀(1993年)で着用したことで知られる花橘かさねの十二単や、平安時代後期に「昼の装束」と呼ばれた宮中の正装・公卿束帯(くぎょうそくたい)、江戸時代に花魁(おいらん)が着用していた打掛一式などが展示され、生地の柄や色使いから当時の時代背景などを伝えている。
同学院北海道学院長の信田豊愁学院長は「新型コロナウイルスの影響で活動自粛が求められている情勢ではあるが、ぜひ足を運んでもらい、時代衣裳を通じて当時の人たちの感性や日本人のルーツを感じとってほしい」と話している。
衣裳展示は午前10時から午後6時。29日午後2時からは十二単の着装実演も行う。同校事務局は「ご来場の際はぜひ電話で一報を」としている。観覧申し込みは同校事務局(0138・51・1045)へ。
その他の新着ニュース
- 函館七飯スノーパーク最後の週末にぎわう...2020/4/5
- 道立函館美術館 再開後堅調 橋本・鵜川展は5日まで...2020/4/5
- 「松前さくらまつり」70年ぶり中止 町民、理解と不安交錯...2020/4/4
- 北大水産実験所・宗原所長、道内の魚のルーツ紹介する本発刊...2020/4/4
- 松前さくらまつり中止 公園は閉鎖せず...2020/4/3
- 自閉症啓発の青 五稜郭タワーライトアップ...2020/4/3
- IT企業「みのり」、4日に手作りマスク販売...2020/4/3
- 函バスが高速はこだて号の共同運行参画 駅前で出発式...2020/4/2
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。