ワーケーション推進企業が函館に進出
update 2020/2/19 07:27
休暇を兼ねて地方都市に一定期間滞在しながら働くワーケーションの支援事業を手掛ける「We‘ll―Being JAPAN(ウェルビーイングジャパン)」(野口茂一社長、東京)が18日、函館市内に新拠点を構えた。国内3カ所目で、野口社長は「函館は楽しく働き、遊べる環境がそろっている。たくさんの人に選ばれるような場所に成長させたい」と意気込む。
ワーケーションとは環境の良い土地で休暇を兼ねた仕事を行うこと。日本でも働き方改革が広まる中で注目され、市も新年度から首都圏を中心とした企業の誘致に向けた事業を推進する。
同社は昨年11月に設立。都市部の企業に対し、遠隔勤務を可能にするテレワーク環境を提供し、宿泊先や滞在中の観光などを幅広くサポートする。カルチャーセンター臥牛館(末広町)に新拠点となるコワーキングスペースを構えた。広さは約100平方メートルでベースキャンプをイメージし、テーブルやデスクのほか、テントも設置された自由な空間で仕事に取り組める。
同日、新拠点で行われた開所式で同社は市とワーケーションの推進などに関連した連携協定を結んだ。市経済部の柏弘樹部長が「交流人口の拡大、企業誘致につながることを期待している」と祝福した。
コワーキングスペースの営業時間は平日の午前9時から午後5時。利用料金は1人1時間500円。申し込み、問い合わせはホームページ(http://
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