スイーツ「雪んこ」誕生10年 空港土産店とチーズ味開発

update 2020/2/12 07:18


 食品製造業のカドウフーズ(函館市追分町、嘉堂聖也社長)が製造する菓子「はこだて雪んこ」は今年、発売から10年を迎える。函館・新千歳空港内の土産品店「エーエヌエーフェスタ」限定でチーズ味を発売。道南以外でも知名度向上を目指す。

 「はこだて雪んこ」は厚沢部町産のサツマイモ「黄金千貫」を使ったスイートポテトを求肥で包んだ菓子。冷凍品で販売し、半解凍でアイスのように、完全に解凍すると大福のような食感が楽しめる。

 新商品を含めて10種類。現在は年間約30万個を製造し、冷凍品として土産品店のほか、金森赤レンガ倉庫群で街頭販売している。

 チーズ味は、タカナシ乳業北海道工場(釧路管内浜中町)のクリームチーズをスイートポテトに練り込んだ。嘉堂社長は「イモとチーズの水分量が違うので、ほどよい柔らかさにするため、試行錯誤した」と振り返る。

 エーエヌエーフェスタの担当者は「函館店で問い合わせが多く、千歳での取り扱いを始めた。スイートポテトを薄皮で包んだ新しいスイーツ」と評価する。

 1箱は3個入りで720円。問い合わせは同社(0138・62・6077)へ。

提供 - 函館新聞社

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