アイスカルーセル日本初開催 10〜12日に大沼湖上
update 2020/2/5 07:36
【七飯】ぐるり道南観光推進協議会(小林克彦会長)は10〜12の3日間、大沼のカフェレストラン「ターブル・ドゥ・リバージュ」付近の湖上で、日本初となる“氷のメリーゴーラウンド”「アイスカルーセル体験」を開催する。
アイスカルーセルは、氷湖を円状に切り抜き、湖面に浮かんだ円状の氷を回転させる氷のメリーゴーラウンドのようなもので、主にフィンランドで楽しまれているアクティビティー。
観光バス会社「クールスター」(札幌市)と旅行会社「クラブツーリズム」(東京都)が、新たな冬のアクティビティーを考案する中で、アイスカルーセルに着目。ロケーションの良さなどから大沼での実施を希望し、同協議会がバックアップした。
期間中は、氷の建造物制作などを手掛ける「糸冬工藝社」(後志管内倶知安町)が制作を担当。チェンソーを使い、直径15メートルの円を作り、端に旋回機を埋め込んで回転させる。1回で20〜30人乗ることができ、中に設置するベンチに座ったり、中心で寝そべったりして、大沼の景色を眺めながら楽しむことができる。
1回5分程度を予定しており、午前10時〜午後3時。料金は、アイスカルーセル体験とそり体験、ホットドリンクが付いたコースで中学生以上3500円、小学生1750円、未就学児無料。参加者は、ポロト館大沼公園店に集合する。
同協議会の小林会長は「日本初の試みで、大沼の自然ならではのロケーションと景観を生かした素晴らしいアクティビティーになっている。3日間だけの開催なので、ぜひ大沼に遊びに来てほしい」と来場を呼び掛ける。
空きがあれば当日でも体験可能だが、予約を勧める。予約、問い合わせはクラブツーリズム(03・5998・2222)へ。
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