川村組土建が合格祈願「すべり止め砂」配布開始
update 2020/1/16 06:49
国道278号の除雪や維持管理作業を受託する函館市亀田町の川村組土建(川村宏人社長)は15日、受験生を応援する合格祈願のお守りとして「すべり止め砂」の配布を開始した。末広町のアクロス十字街前にケースを設置し、市民が自由に持ち帰ることができる。
お守りは、受験にも滑らないよう凍結路面の滑り止めに使う砂を「やぶれにくい」ポリ袋に、学問成就の緑色の台紙と併せて入れたもの。昨年12月9日に学問の神様、菅原道真をまつる北斗市の矢不来天満宮で合格祈願を済ませた。
取り組みは、2006年の開始から今年で15年目となり、市民にも定着。毎年この時期に問い合わせの電話も寄せられるという。1500個を用意し、随時補充するが、2月中旬頃には配布を完了する見通しだ。
同社の工事主任山田亘さん(39)は「受験生には努力してきた力を全て出し切ってほしい。一つずつ心を込めて手作りしたお守りを心の支えにしてもらいたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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