函館の活性化策を提言 高校生がパネル討論 ホリエモン万博
update 2020/1/12 07:12
函館の高校生らがパネル討論するイベント「函館の未来を創(つく)ろう」が11日、函館コミュニティプラザ(Gスクエア、シエスタハコダテ内)で開かれた。函館ホリエモン万博の一環で、若者4人が函館の魅力度1位、幸福度最下位のギャップに迫り、函館の活性化策を提言した。
一般社団法人ホリエモン祭実行委の主催。登壇したのは、函館中部高校3年の丸山詩乃さん(18)、同2年の矢野叶羽さん(17)、函館工業高1年の中西伶旺さん(16)、実業家の堀江貴文さんが主宰する通信制高校のサポート校「ゼロ高等学院」2年の大須田理人さん(21)=札幌在住。
函館の問題点として、まちなかの交通の便が悪い、人口減少などを挙げ「函館を変えていかないと過疎化が進む」と危機感を共有。丸山さんは「大学を卒業し専門知識を生かせる仕事があれば、若者の流出を防げる」、中西さんは「医療費の無料化など、子育て支援に力を入れるべき」、大須田さんは「アニメの聖地などポップカルチャーでまちを盛り上げたい」、矢野さんは「学校が終わったら、気軽に立ち寄れるコミュニティースペースがほしい」と話した。
後半は「自分が函館市長になったら?」をテーマに、4人がマニフェスト(選挙公約)を発表。「JR函館駅前―五稜郭―市亀田支所の間は、どこから乗ってもバスが200円」など、ユニークな提言が相次いだ。
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