年の瀬で市場に活気
update 2019/12/30 08:00
年の瀬を迎えた29日、函館市内の市場やスーパーは正月用の食材を買い求める客らでにぎわった。
約40店が軒を連ねる「はこだて自由市場」(新川町)は、開店から1時間後の午前9時ごろから混雑。駐車場入り口付近には車の長い列ができた。
市場内には、マグロやエビ、タコといった正月料理用の海産物やしめ飾りなどがずらり。書き入れ時を迎えた鮮魚店では、店主の子どもが店頭に立って手伝う姿がみられた。サーモンやウニなどを購入した市内大森町の無職、岩崎美津子さん(83)は「正月の準備はこれで万端です」と笑顔をみせた。
函館自由市場協同組合の前直幸理事長は「客入りは前年並み。刺し身用の魚を購入する人は30、31日が多いと思うので期待したい」と話していた。同市場は年内休まず営業し、31日は午後3時ごろまで。
中島廉売(中島町)も、鮮度の良い魚や肉、野菜、総菜などを求める客で終日にぎわった。紺地鮮魚の紺地慶一社長(57)は「近くにスーパーが相次いでオープンした影響で、例年に比べ入り込みはいまひとつ。それでも30日が最も込み合う。不漁が続いていたスルメイカも、ここに来て大ぶりなサイズが入っている。刺し身商材がお薦め」と話していた。
その他の新着ニュース
- 函館七飯スノーパーク最後の週末にぎわう...2020/4/5
- 道立函館美術館 再開後堅調 橋本・鵜川展は5日まで...2020/4/5
- 「松前さくらまつり」70年ぶり中止 町民、理解と不安交錯...2020/4/4
- 北大水産実験所・宗原所長、道内の魚のルーツ紹介する本発刊...2020/4/4
- 松前さくらまつり中止 公園は閉鎖せず...2020/4/3
- 自閉症啓発の青 五稜郭タワーライトアップ...2020/4/3
- IT企業「みのり」、4日に手作りマスク販売...2020/4/3
- 函バスが高速はこだて号の共同運行参画 駅前で出発式...2020/4/2
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。