市電「繭玉」飾った来年1月6日まで1両限定

update 2019/12/28 09:01


 函館市企業局交通部は27日、正月ムードを演出しようと、市電の車内に縁起物「繭玉」を飾った。2012年から1両限定で毎年実施しているもので、この日は職員が乗降口の天井付近に鯛や家内安全などの札が付いたカラフルな繭玉を取り付けた。

 装飾した車両は8009号車で、来年1月6日までの予定。同部は「家庭でも見る機会が少なくなった縁起物を市電とともに味わってほしい」と利用を呼び掛けている。

 同部では31日深夜、恒例の初詣無料電車を運行する。駒場車庫前を31日午後10時57分に出発し、ほぼ15分間隔で運行。函館どつく前行きは十字街での折り返しとなり、最終は湯の川発が1日午前0時13分、谷地頭発が同1時5分、函館どつく前発が同1時9分。

 年末年始の運行は、31日が午前6時ごろから午後8時ごろまでで、1月1、2日は午前7時〜午後8時にそれぞれ特別ダイヤとなる。3日は土日祝日ダイヤで、4日から通常に戻る。

提供 - 函館新聞社

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