函館市民スケート場14日オープン リンク製氷作業順調

update 2019/12/11 07:16


 函館市民スケート場(金堀町10、函館競輪場内)では、リンクの製氷作業が行われている。オープンの14日に間に合うように担当者は昼夜を問わず、地道な作業に当たっている。

 競輪場を冬期間だけ、スケートリンクとして活用する同場には、外周250メートルのスピードリンクと、フィギュアやアイスホッケーを楽しめるサブリンクを備える。

 11月下旬から作業着手。氷を維持するための冷却液が流れるパネルを設置し、気温が下がった12月から冷却パネルを稼働させ、氷に厚みを持たせる工程に入った。作業に当たるのは、指定管理者の市文化・スポーツ振興財団とリンクづくりの委託業者「安倫」。24時間体制で水をまき、9日現在でスピードリンクの氷の厚さは6・5センチほどになった。最終的には7・5センチを目指すという。

 5日未明からの降雪で一時中断したが、手作業で除雪に取り掛かり、製氷作業は遅れもなく順調に進んでいるという。来年度は同スケート場の改修工事で休場が決まっており、安倫の担当者は「最後までしっかり作業し、たくさんの人にスケートを楽しんでもらえれば」と話していた。

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 今季の営業は14日から来年2月16日まで。平日正午〜午後7時、土日・祝日と、小・中学校の冬休み期間は、午前10時から午後7時まで営業する(12月31日、1月1日は休場)。

 料金は小学生150円、中学生200円、高校生300円、一般600円。団体割引やファミリー共通券、回数券、シーズン券もある。ナイター(午後4時以降)は使用料が半額になる。また、一足300円で靴を借りることもできる。問い合わせは同スケート場(0138・54・5233)へ。

提供 - 函館新聞社

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