国宝「中空土偶」が里帰り 常設展示再開
update 2019/11/16 07:12
新潟、長野両県の博物館に貸出中だった国宝「中空土偶」が、函館市縄文文化交流センターに里帰り≠オ、15日から常設展示が再開された。
縄文時代後期の著保内野遺跡(函館市尾札部町)で1975年に出土し、高さ41・5センチ、幅20・1センチで、内部が空洞の中空土偶としては国内最大。2007年に道内初の国宝に指定された。
10月上旬から道外2館で展示していた。14日に戻るまでの間、同センターではレプリカを展示した。再開初日は、来館者が約1カ月半ぶりに戻った国宝を真剣な表情で見学し、いにしえのロマンに思いをはせた。
同センターでは30日から企画展「目指せ!世界文化遺産登録『北海道・北東北の縄文遺跡群』―盛土遺構のある集落―」を開く。「企画展とともに中空土偶も見学してほしい」呼び掛ける。開館時間は午前9時から午後4時半(月曜日休館)。入館料は一般300円など。
提供 - 函館新聞社
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