本格的な降雪前に ササラ電車試運転
update 2019/11/14 07:05
本格的な降雪シーズンを前に、函館市企業局交通部は13日、除雪用車両「ササラ電車」の試運転を行った。雪をはらう竹製のブラシの回転具合などを点検し、出動に向け準備を整えた。
函館市電のササラ電車は、明治時代に客車として製造したものを、1937(昭和12)年に除雪用として改造。車体の前後には竹を細く割った束(ササラ)を約900束取り付け、高速回転させて軌道上の雪を取り除く。
現在は2両体制で、2018年度は計18回の出動があり、走行距離は約434キロだった。この日は、駒場車庫で整備担当者が車両点検後、五稜郭公園前までの往復約5キロを実走行し異常がないことを確認した。
今冬からササラ電車の運行に携わる同部施設課技師の谷上洋佑さん(24)は「先輩たちの技術を引き継ぎ、安全・迅速な作業を徹底したい」と話した。
提供 - 函館新聞社
その他の新着ニュース
- 函館七飯スノーパーク最後の週末にぎわう...2020/4/5
- 道立函館美術館 再開後堅調 橋本・鵜川展は5日まで...2020/4/5
- 「松前さくらまつり」70年ぶり中止 町民、理解と不安交錯...2020/4/4
- 北大水産実験所・宗原所長、道内の魚のルーツ紹介する本発刊...2020/4/4
- 松前さくらまつり中止 公園は閉鎖せず...2020/4/3
- 自閉症啓発の青 五稜郭タワーライトアップ...2020/4/3
- IT企業「みのり」、4日に手作りマスク販売...2020/4/3
- 函バスが高速はこだて号の共同運行参画 駅前で出発式...2020/4/2
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。