一層の交流発展誓う 青函ツインシティ30周年式典
update 2019/11/6 07:22
【青森】青森・函館両市のツインシティ(双子都市)提携30周年記念式典が3日、青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」で開かれた。両市の関係者や市民ら約120人が出席して節目を祝うとともに、次世代に向けて一層の交流発展を誓った。
両市は青函トンネル開業翌年の1989年3月、文化や観光、スポーツ、経済などの分野で交流を図ろうとツインシティ提携を締結。交流事業は当初55事業で始まり、今年度は112事業を数えるなど、各団体が草の根交流を続けている。
記念式典は5年おきに開いており、今年は青森で実施。青森・函館ツインシティ推進協議会会長の小野寺晃彦青森市長は「これまで培われた一つ一つの交流の輪を発展させ、青函両市民の絆がいっそう深まり、両地域のさらなる発展、活性化につながるよう取り組む」と強調。工藤寿樹函館市長も「少子化や人口減少が進む中、両市が手を携えて一つの圏域として地域の活性化を図り、次の世代に交流を継承、発展させていきたい」と力を込めた。
式典は陸上自衛隊第9音楽隊(青森)の演奏で幕を開け、子ども絵画展の入賞作品表彰式、ロゴマーク最優秀賞、交流団体の表彰などが行われたほか、30周年記念事業協力団体への感謝状贈呈も行われた。終了後は同協議会の会合が開かれ、30周年記念事業の内容が報告された。
函館側の表彰者・団体は次の通り(敬称略)。
▽子ども絵画展ツイン賞=小松大祐(千代田小1)畠山紡(深堀小2)三浦結花(大森浜小3)森田賢士(本通小4)水島椿(本通小5)小林明日香(千代田小6)
▽ロゴマーク最優秀賞=川口響子(公立はこだて未来大大学院)
▽交流団体=日本銀行函館支店、函館柔道連盟、函館市スポーツ協会、函館市ソフトテニス連盟、函館市文化団体協議会、函館市子ども会育成連絡協議会、函館四十雀倶楽部、函館水泳協会、函館サッカースクール、函館サンシャインボウルシニアクラブ、北海道建築士会函館支部、函館市剣道連盟、函館地区バドミントン協会、函館市女性会議、函館市PTA連合会、函館歯科医師会、南北海道囲碁連合、函館北方マンドリンクラブ、函館三菱巴菱会、南北海道外洋帆走協会、道南歌人協会、芝浦工業大学校友会北海道支部函館分会、エスイーシー、函館市商店街連盟、日本バーテンダー協会道南本部函館支部
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