五稜郭の堀で白熱レース 函工、高専生が自作カヌーでタイム競う
update 2019/11/3 07:09
学生が自作したカヌーを走らせる「五稜郭ソーラーカヌー大会」(実行委主催)が2日、特別史跡五稜郭跡の堀で開かれた。太陽光発電で充電したバッテリーを搭載した力作が水面を進みレースを展開。市民や多くの観光客らが足を止めて競技に見入った。
工学を学ぶ学生の成果発表と、自然エネルギーへの関心を高めようと2016年から毎年実施している。今回は函館工業高校の全日制、定時制各1チームと函館高専ソーラーカヌー愛好会「ゴールデンハインド」の計3チームが参加。タイムトライアルとマッチレースに挑み、総合優勝を狙った。
コースは「一の橋」付近からスタートし、「二の橋」にゴールする約450メートル。授業や課外活動で約1年を費やし製作したカヌーを代表1人が操作した。風の影響で思うように進めなかったカヌーも回数を重ねるごとにタイムを縮めて白熱したレースとなった。
総合優勝した「ゴールデンハインド」の函館高専5年、松本崚我さん(19)は「操作性を向上させようとみんなで頑張った成果が出てうれしい」と話した。
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