めざせ!イカ博士 「イカマイスター」受験者募集
update 2019/10/4 06:52
函館水産物マイスター養成協議会は、「函館イカマイスター」の養成講習会と認定試験の受験者を募集している。今年、市の魚が「イカ」に制定されて30周年を迎え、事務局の函館国際水産・海洋都市推進機構は「あらためてイカを見直すきっかけになれば」と多くの受験を呼び掛けている。定員80人(先着順)で、申し込み締め切りは28日。
函館で年に1回開催されるご当地検定で、今回で13回目。これまでに753人のマイスターが誕生、昨年(第12回)の合格率は76・7%。昨年は初めて現役高校生の合格者を出した。
一般の受験者は11月2、3両日にイカの分類、イカ類の生態と資源変動、イカの成分など9科目の中から任意の3科目を、市国際水産・海洋総合研究センターで受講するほか、同3日の同センターでの解剖は必須、同4日の函館短大付設調理製菓専門学校での調理A、Bのどちらかを受講することも条件。ただ、一般の受験者で過去の養成講習会で解剖を受けた人は、免除する。
認定試験は11月17日に同センターで、解剖を含む10科目の中から、1科目10問の計100題を出題。択一式100問を90分で解き、70点以上で合格とする。
合格者は大日本水産会(東京)からも認定され、イカマイスターの有資格を名刺や履歴書にも記載できる。機構の高原英生さんは「イカ制定30周年の節目に、多くの人にイカについて勉強してほしい。近年のスルメイカ不漁の原因も解説します」と呼び掛ける。
料金は講習会、試験、テキスト代を含め5000円(郵送での申し込みは5360円)。同機構で料金を添えて申し込む。申し込み・問い合わせは同機構(0138・21・4700)へ。
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