104年ぶりの10月残暑 函館夏日に近い日今月2日目
update 2019/10/3 08:24
北海道付近が高気圧に覆われ、また南から暖かい空気が流れ込んだため、2日の渡島・桧山は8〜9月並みの高温となった。気象庁の速報値によると、木古内で最高気温26・0度となり10月として過去最高を記録。函館は24・9度で、1日も24・8度だったため、10月で夏日(25度)に近い24・5度以上が2日目を記録したのは1915(大正4)年以来で104年ぶり。市民や観光客は思わぬ残暑になり、水分補給など体調管理に気を配っていた。
函館では1872(明治5)年8月、函館気候測量所として気温の観測を開始して以来、10月の夏日は1946(昭和21)年10月3日の26・6度と15年10月1日の25・5度の2回のみ。10月2日の最高気温の平年値は19・7度で、5度以上高い日が2日続いた。
市内の大三坂では、ナナカマドの実が赤き秋の彩となった中、市民や観光客が日傘を差したり、飲料水を手にしたりし歩いていた。東京から来たという観光客の女性は「涼しい北海道を予想していたので、この気温でも暑い。日差しもきついですね」と話していた。
その他の新着ニュース
- 函館七飯スノーパーク最後の週末にぎわう...2020/4/5
- 道立函館美術館 再開後堅調 橋本・鵜川展は5日まで...2020/4/5
- 「松前さくらまつり」70年ぶり中止 町民、理解と不安交錯...2020/4/4
- 北大水産実験所・宗原所長、道内の魚のルーツ紹介する本発刊...2020/4/4
- 松前さくらまつり中止 公園は閉鎖せず...2020/4/3
- 自閉症啓発の青 五稜郭タワーライトアップ...2020/4/3
- IT企業「みのり」、4日に手作りマスク販売...2020/4/3
- 函バスが高速はこだて号の共同運行参画 駅前で出発式...2020/4/2
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。