カレーでつなぐ地域の輪 湯川寺と湯倉神社で16日イベント

update 2019/9/14 06:51


 カレーを通じて、地域住民と寺や神社のつながりの輪を広げる「結−Yui−なごみフェスタ〜カリー寺in湯川寺・カリーの杜」が16日午前10時半から、湯川町の湯川寺と湯倉神社で開かれる。

 お釈迦(しゃか)様のインドにちなんだ、カレーがメインのイベントで湯川寺と湯倉神社が共催し今年2回目の開催。湯川寺の筒井章順副住職は「みんなが集まって食べるとおいしさが倍増し、地域とのつながりを作るきっかけとなるのがカレー。湯の川地区がカレーのまちとして盛り上がれば」と話している。

 開会式は、青森県大間町や大阪市、乙部町などから7人の僧侶が参加し、さまざまな宗派が合同でカレー法要を行うほか、カレー坐禅、「坊さんカレートーク」で気軽に僧侶と触れ合うことができる。ゲストには、東京在住で下北沢カレーフェスティバルの仕掛け人「カレーまん」がカレーパレード(自由参加)でラップを歌いながら、湯川町を練り歩き、イベントを盛り上げる。

 カレーの販売は午前11時半から、市内のカレー10店舗が出店する。ご飯(200円)とカレールーは別売りで無くなり次第終了。大豆が原料のソイミートを使った湯川寺カレーとご飯の収益は災害義援金として寄付する。

 このほか、毎回人気の「地元の人も知らない本当の話〜湯の川ぶらり旅〜」は午後1時から(湯川寺境内集合)、箸やカレーキーホルダー作りの体験や野菜販売なども用意している。

 筒井副住職は「皆さんの日常に笑顔のスパイスをお届けしたい。当日は黄色やオレンジ、赤などのカレーっぽい色の服で参加し楽しみませんか」と呼び掛けている。

 午後3時まで。問い合わせは湯川寺(0138・57・6449)へ。

提供 - 函館新聞社

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