来夢農園で健康果実<Aロニア収穫、販売も
update 2019/8/30 07:40
【北斗】福祉事業を展開する「来夢」(函館市宝来町、大和京子社長)が運営する「来夢農園」(北斗市市渡1)で、健康果実≠ニして知られるアロニア(チョークベリー)の収穫が始まった。栄養成分が豊富に含まれ、農薬を使わずに栽培。今年は約1000キロの収穫を見込み、選別後に冷凍して販売する。
アロニアはバラ科の低木で、果実の外見はブルーベリー(ツツジ科)に似ている。一房に20〜30個がなる実は渋味が強いため、生食には向かないが、他の果物と一緒に混ぜてつくるスムージーやジャムなどの加工向き。アントシアニンをはじめとする栄養成分が豊富に含まれているという。
同農園はJR新函館北斗駅にほど近く、就労継続支援B型事業所として、現在、障害者12人が働く。トマトやズッキーニ、ジャガイモなどのほか、水耕栽培ハウスなどで葉物野菜を栽培。約100本あるアロニアの木は4年目を迎えて順調に生育し、1本の木から買い物かごで2〜3個分の実が採れる。すべて手摘みで、状態のいい物を選別した後、冷凍して販売している。
同社はアロニアの販路拡大を図るほか、今後、乾燥した果実や粉末加工した商品開発も進める。同農園は「栄養価の高い健康果実。皆さん一度ご賞味を」としている。
価格は税込みで500グラム1200円、1キロ2000円。9月上旬までは生の状態でも販売できる。問い合わせは来夢(0138・84・8124)へ。
その他の新着ニュース
- 函館七飯スノーパーク最後の週末にぎわう...2020/4/5
- 道立函館美術館 再開後堅調 橋本・鵜川展は5日まで...2020/4/5
- 「松前さくらまつり」70年ぶり中止 町民、理解と不安交錯...2020/4/4
- 北大水産実験所・宗原所長、道内の魚のルーツ紹介する本発刊...2020/4/4
- 松前さくらまつり中止 公園は閉鎖せず...2020/4/3
- 自閉症啓発の青 五稜郭タワーライトアップ...2020/4/3
- IT企業「みのり」、4日に手作りマスク販売...2020/4/3
- 函バスが高速はこだて号の共同運行参画 駅前で出発式...2020/4/2
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。