国際民俗芸術祭開幕 世界のアーティスト集う

update 2019/8/6 06:38


 世界各国のアーティストが函館に集結し、民族音楽や大道芸を披露する「はこだて国際民俗芸術祭」(ワールズ・ミート・ジャパン主催)が5日、函館市元町公園を会場に開幕した。11日まで函館の夏を盛り上げる熱いステージが繰り広げられる。

 12回目の開催となる今年はロシアやフィリピン、アルジェリアなど海外から11組、国内から18組の全29組のアーティストが出演。元町公園内に設けられた大小の4つのステージで伝統音楽の演奏やダンスのほか、ジャグリングなどの大道芸を楽しむことができる。

 初日は、多くの市民や観光客であふれた。来場者は世界の料理など約50店舗が並ぶ「もぐフェス」を味わいながら、普段は見られない世界のアーティストのステージに歓声を送った。

 滋賀県から出張で函館を訪れている佐々木則幸さん(37)は「大道芸を楽しみに来た。ケバブサンドなど世界の料理もあり、雰囲気も良くとても楽しい」と笑顔で話していた。

 開場時間は、元町公園は午後4時〜午後9時半。ペリー広場(9、10日のみ)は午後2時〜午後6時(パス不要)。元町公園会場への入場パスは期間中最終日まで有効の「スポンサーパス」4000円(999枚限定)、1日限りの「ワンデイパス」を8日までは1000円、9〜11日は2000円でそれぞれ会場にて取り扱う。

提供 - 函館新聞社

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