「コール・フロイデ」9月に創立55周年記念演奏会 14日にプチコンサートも
update 2019/7/13 06:45
函館の混声合唱団「コール・フロイデ」(大釜裕平幹事長、団員25人)は9月1日午後2時、創立55周年記念演奏会を市芸術ホールで開く。これに先立ち、14日にはテーオーデパート1階サンシャワー広場(同2時)と五稜郭タワーアトリウム(同3時半)でプチコンサートを開催する。
同団は1964年10月、音楽教諭やピアニスト、合唱経験者を中心に結成。市内の合唱団で2番目に古い歴史を持つ。団員は多いときで大曲が演奏できるほどの60〜70人が在籍していたが、一時は15人ほどまで減少していた時期も。2011年にブログを開設したことで団員が増え、現在は20〜80代の男女25人で活動。55周年の節目に芸術ホールでの演奏会が実現する。
指揮者を今井真貴さん、濱田陽一さん、ピアニストを関悌(やすし)さんが務め、毎週木曜午後7時〜同9時に函館友の家(湯川町2)で練習している。年に1回、観客を前に練習の成果を披露している。
プチコンサートでは、混声合唱とピアノのための組曲「みやこわすれ」より「はっか草」「薔薇(ばら)のかおりの夕ぐれ」、混声合唱アルバム「思い出のアルバム」より「赤いやねの家」「思い出のアルバム」、混声合唱組曲「今日もひとつ」より「いつだったか」「今日もひとつ」の計6曲を各会場で披露。2会場とも単独では初めての演奏会となる。
記念演奏会は、前回50周年時は団員数が少なく開催できなかった経緯があり、団員の喜びもひとしお。大釜さん(71)は「団員が増え、演奏会開催にこぎ着けられてほっとしている。普段の力を発揮できるよう平常心で臨みたい」、山腋順子委員長は「大きいホールで団員は張り切っている。お客さまと一緒に楽しめる演奏会にしたい」と意気込む。
同団は毎週の練習の様子をブログで更新しており、団員を募集中。入会金1000円、運営費として月に2000円が必要。記念演奏会は前売り800円、当日券1000円で、市芸術ホールで購入できる。問い合わせは大釜さん(090・9527・6608)へ。
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