交通安全の想い運ぶ ハーレー警ら隊が千代田小訪問

update 2019/5/17 07:31


 札幌市北区屯田地区の防犯パトロール隊「北海道ハーレー警ら隊」が16日、函館千代田小学校(奥崎敏之校長)を訪れた。同小の2〜6年生66人と、札幌屯田小の4年生120人がしたためた交通安全を願うメッセージを交換し、両校の絆を結ぶ橋渡し役を担った。

 2007年5月に札幌市と函館市で児童が重傷を負う交通事故が発生したことを機に、子どもたちが安全で安心して暮らせる地域社会を実現するため、同隊が毎年、両地域の小学校を訪問している。

 同隊の11人は屯田小からのメッセージを持ち、米国製の大型オートバイ「ハーレーダビッドソン」に乗って、千代田小のグラウンドに到着。豪快なエンジン音が響き渡り、児童からは「かっこいい」と歓声が上がった。

 千代田小の奥崎校長は「全国では子どもたちが巻き込まれる悲しい事故が起きている。屯田小のメッセージを心にとめて、事故に遭わないように気を引き締めてほしい」とあいさつ。同隊の松井敦利副隊長は「自分の体は自分で守ることを約束してもらいたい。私たちも安全で安心な北海道を作るために頑張るので、皆さんも注意して」と述べ、代表の児童とメッセージを交換した。

 その後はバイクの乗車体験をし、児童らは大興奮。最後はグラウンドを後にする同隊を、笑顔で見送っていた。千代田小6年の井手悠史君(11)は「バイクを初めて間近で見ることができ、乗ることもできたので良かった。(屯田小の児童と)お互いに事故に気を付けながら登下校したい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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