過去最大級17万トンクラスも 10連休にクルーズ客船続々

update 2019/4/28 07:20


 27日に始まった10連休期間中、函館港にはクルーズ客船が続々と入港する。元号が令和へと変わる5月1日には17万トンクラスの大型客船が初寄港し、新時代の幕開けを告げる。市は客船の寄港を市民に周知しようと、ツイッターで情報発信する取り組みを開始。歓迎ムードの一層の盛り上げにつなげたい考えだ。

 連休初日の27日は、シルバーシー・クルーズ社(イタリア)の「シルバー・ミューズ」(4万791トン)が午前7時50分ごろ、若松埠頭の客船専用岸壁に接岸。同埠頭に今年寄港する最大の客船で、函館に入港するのは初めて。東京発着の日本一周ツアーで訪れた乗客は、小雨が降る中、市内観光に繰り出した。

 29日は豪華客船が共演する。同埠頭に「アザマラ・クエスト」(3万277トン)、港町埠頭に「セレブリティ・ミレニアム」(9万963トン)が入港。30日は平成最後に函館を訪れる客船として「セブンシーズマリナー」(4万8075トン)が寄港する。

 令和の始まりとなる5月1日は、ロイヤル・カリビアン社(米国)の「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(16万8666トン)が港町埠頭に入港。全長347メートルのスケールで、総トン数では、これまで函館を訪れた客船で最大の「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)を大きく上回る。同2日は「にっぽん丸」(2万2472トン)が若松埠頭に接岸する。

 こうした函館に入る客船の動きをきめ細かく伝えようと、市は今月10日、公式ツイッターアカウント「函館港クルーズ客船入出港情報」を開設。客船の寄港予定や、入出港時間の変更などを発信している。

 市港湾空港振興課は「港湾関係者だけでなく、市民にもリアルタイムで情報を提供し、歓迎の機運醸成を図りたい」としている。

提供 - 函館新聞社


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