函館市長・市議選、北斗市議選告示
update 2019/4/14 14:21
統一地方選後半戦の函館市長選、函館、北斗両市議会議員選が14日に告示された。函館市役所では午前8時半から立候補受け付けが行われ、市長選には届け出順に、無所属新人で元弘前大大学院准教授の武田春美氏(64)、無所属現職で3選を目指す工藤寿樹氏(69)が立候補した。函館市議選(定数27)にも予想された33人が出馬、北斗市議選(定数22)にも26人が顔をそろえた。各候補は早速、21日の投開票日に向け、7日間の舌戦に突入した。
函館市長選は前回に続き、現職に民間出身候補が挑む構図。人口減少問題や経済・雇用対策などが主な争点となる。
武田氏は午前9時、第一声を行う北美原2の理容店に赤のジャケット姿で登場。支持者と握手を交わし、「工藤市政を変えてください」との声に笑顔で応えた。
同9時20分から始めた第一声では保健、医療福祉の分野で培った経験を強調。「地域をつなぐ仕事を国内外でやってきた。この函館を良くするには、私の今までの40年間のキャリアが必要だ」と訴えた。少子高齢化などの課題を挙げ「安心、安全、安楽な地域づくり、保健医療福祉の向上のためにこの街を盛り上げたい」と述べ、遊説に出た。
工藤氏は午前9時から湯川町2の選挙事務所で出陣式を行い、神事で必勝を祈願した。
同9時20分に事務所前で第一声を上げ、2期8年で経済再生や財政再建、ハード面のまちづくりが進んだことを強調、「お金を他のものに使う余裕が出てくる」と訴えた。その上で「日本一の福祉都市を目指す」と宣言。市内10カ所に高齢者や障害者、貧困問題を抱える一人親家庭などを見守り、支える福祉拠点づくりに取り組むとした。「市民一人一人の幸せづくりが今回のテーマだ」と声を張り上げ、遊説に出た。
一方、函館市議選は今回から定数が3減った中、午前10時半現在、現職24人、元職1人、新人8人の計33人が立候補。北斗市議選にも現職19人、元職2人、新人5人の計26人が立候補を届け出た。繁華街や住宅地に選挙カーの声がこだまし、両市は知事・道議選に続いて選挙ムード一色に包まれている。
その他の新着ニュース
- 函館七飯スノーパーク最後の週末にぎわう...2020/4/5
- 道立函館美術館 再開後堅調 橋本・鵜川展は5日まで...2020/4/5
- 「松前さくらまつり」70年ぶり中止 町民、理解と不安交錯...2020/4/4
- 北大水産実験所・宗原所長、道内の魚のルーツ紹介する本発刊...2020/4/4
- 松前さくらまつり中止 公園は閉鎖せず...2020/4/3
- 自閉症啓発の青 五稜郭タワーライトアップ...2020/4/3
- IT企業「みのり」、4日に手作りマスク販売...2020/4/3
- 函バスが高速はこだて号の共同運行参画 駅前で出発式...2020/4/2
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。