「平成」から「令和」へ 道南でも新時代に期待の声
update 2019/4/2 07:22
「平成」に続く新元号が「令和」と決まった1日。梅のつぼみも徐々に色づき始めた道南でも新しい時代への期待の声が上がった。
函館市時任町の会社役員、落合京子さん(67)は「良い元号だと思う。みんなが安心して暮らせる時代になれば」と願う。北斗市七重浜2の会社員、清水浩一さん(58)は「昭和生まれなので、平和の『和』の字に少し親近感が沸く。一般的には元号よりも西暦を使う機会が多く、子どもたちに馴染みのあるものになれば良いが」とする。
函館市松陰町、不動産会社経営、渡辺友子さん(72)は「平成は災害も多かった反面、支え合い、助け合う日本人の美質を世界に表した。和やかに、助け合うことを深化させる時代になっていくのでは」と話した。
また、日本最古の和歌集からの出典を喜ぶ声も。昨年秋から月1回の万葉集の勉強会を再開した「函館の文学と音楽の会」の細谷悦子会長(67)は「意外でしたがとてもうれしい。(改元を機に多くの人が)万葉集に心を寄せることになるのかな」と喜ぶ。
去りゆく時代、新たな時代に思いを新たにする若者も。市立函館高3年の横内塁さん(17)は「日本らしい文化を尊重するような元号だと思う。あと1カ月の平成を大事に過ごしたい」とする。函館大3年の黒澤春花さん(20)は「昭和に似た響きで伝統を重んじている元号だと感じた。資格取得と就職活動がうまく行くように頑張りたい」と意欲を示した。
その他の新着ニュース
- 函館七飯スノーパーク最後の週末にぎわう...2020/4/5
- 道立函館美術館 再開後堅調 橋本・鵜川展は5日まで...2020/4/5
- 「松前さくらまつり」70年ぶり中止 町民、理解と不安交錯...2020/4/4
- 北大水産実験所・宗原所長、道内の魚のルーツ紹介する本発刊...2020/4/4
- 松前さくらまつり中止 公園は閉鎖せず...2020/4/3
- 自閉症啓発の青 五稜郭タワーライトアップ...2020/4/3
- IT企業「みのり」、4日に手作りマスク販売...2020/4/3
- 函バスが高速はこだて号の共同運行参画 駅前で出発式...2020/4/2
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。