季刊誌「映画芸術」で「きみ鳥」ベスト1位に

update 2019/1/29 06:46


 季刊発行の映画雑誌「映画芸術」の最新号(466号)で、2018年の日本映画ベスト&ワーストが発表され、函館ロケ作品「きみの鳥はうたえる」(三宅唱監督)がベスト1に輝いた。

 脚本家の荒井晴彦氏が編集長を務め、毎年1月にランキングを発表。今年の2位には「寝ても覚めても」(濱口竜介監督)、3位に「菊とギロチン」(瀬々敬久監督)と続いた一方、ワースト1は「万引き家族」(是枝裕和監督)だった。

 作家、佐藤泰志(1949〜90年)原作による映画作品では、「オーバー・フェンス」が16年のベスト5位が最高で、「海炭市叙景」は10年の同9位だったが、「そこのみにて光輝く」は14年のワースト1位と評価は分かれていた。

 函館市民映画館シネマアイリスの菅原和博代表は「過去3作ではベストワンはなかったので、昔からの愛読者としても選んでいただき光栄で、荒井さんはじめ、認めていただいたのかなと思う。今後の活動の励みにしたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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