オスカ商会の梶原弘美さん ギフトラッピング講師の資格取得
update 2019/1/20 07:46
ギフト専門店「オスカ商会」(函館市万代町)の専務取締役、梶原弘美さん(47)が、全日本ギフト用品協会(本部・東京)が認定する「ギフト・ラッピング認定講師」の資格を取得した。ギフト・ラッピングの知識や技術を生かし、ラッピングの持ち込みサービスなどに対応しているほか、4月からは道内で唯一の認定校として後進の育成にも力を入れる。
父親の梶原正夫社長(71)の助言もあり、専門店ならではのサービスとして贈答品の包装技術を高めようと、昨年夏にギフト・ラッピングコーディネーターの資格を取得。昨年12月には東京に出向き、さらに上の「ギフト・ラッピング認定講師」の資格に挑戦し、合格を果たした。同協会によると、道南の資格取得者は七飯町に1人いるだけで、函館では初めて。
認定試験は筆記と実技があり、実技では包装紙やリボンなどを使った高度なラッピング技術が求められた。筆記の問題には、日本の贈答文化の歴史、冠婚葬祭や年中行事、のしや水引の種類などが出題。梶原さんは、贈答に関する幅広い知識の習得に苦労し、テキストを手に睡眠時間を削って勉強したという。
技術や知識を生かそうと、ギフト・ラッピングコーディネーターの資格取得後、昨年9月から店舗で有料の持ち込みラッピングサービスを始めたところ、ネットショップで贈答品を購入した人などから予想以上に反響があった。ギフト・ラッピング認定講師の資格取得で、さらにスキルアップしたことから、今後はラッピングの種類をファイルや現物見本に整理するなどし、サービスをより充実させたい考えだ。
4月からは、道内唯一の認定校としてギフト・ラッピング講師の活動もスタートさせる。まずは興味がある店内の従業員に指導し、希望があれば個人や企業などに出向いて講習も行う。
梶原さんは「まさか自分が教える立場になるとは思っていなかったが、せっかくいただいた機会なので、自分も勉強のつもりで楽しみながらやっていきたい」と話している。
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