棒二森屋、閉店前最後の初売り
update 2019/1/3 07:05
1月末に閉店するJR函館駅前の老舗百貨店「棒二森屋」(若松町、小賀雅彦店長)の最後の初売りが2日行われ、福袋を買い求める人やイベントを楽しむ家族連れでにぎわった。
午前9時の開店を前に店前には約700人の長蛇の列。特に婦人衣料品やタオルの福袋が人気で開店と同時に買い求める人でごった返した。千本引きやマグロの解体ショー、獅子舞の演武などのイベントも盛り上がった。
北斗市向野の無職、三上敏一さん(75)は「子どものころに母と祖母と一緒に棒二さんに来るのが楽しみだった。なくなるのは寂しいけれど、最後の初売りに来ることができて良かった」と話していた。
3日は午前10時から午後2時まで、屋上の「互福稲荷神社」を開放。5日は午前11時半と午後2時に本館7階で、お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」のステージショーを実施する。
提供 - 函館新聞社
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