冬の始まり 街キラキラ、クリスマスファンタジー開幕

update 2015/11/29 10:27


 函館の冬を彩る「2015はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)が28日夜、函館市末広町の金森赤レンガ倉庫群前で開幕した。雨模様にもかかわらず会場には大勢の人が詰め掛け、海の上で色鮮やかに輝くクリスマスツリーに見入っていた。

 ツリーは函館市の姉妹都市、カナダ・ハリファクス市から贈られた高さ20メートルのモミの木で、14万8000個のLED電球や北海道新幹線の車体にちなんだ紫色の装飾が施されている。

 日本航空の客室乗務員でつくるハンドベルグループ「JALベルスター」の演奏でセレモニーが幕開け。午後6時過ぎ、河内孝善実行委員長や工藤寿樹市長らの「メリークリスマス!」の掛け声でツリーが点灯すると、祝福の花火が打ち上がり、観客の大きな歓声が会場に響いた。

 友人と訪れた北斗市常盤の会社員山田谷絵里さん(28)は「5年ぐらいこのツリーを見ることができなかったので、きょうは良かった」と笑顔を見せた。

 12月25日までの期間中の点灯時間は午後4時半〜同5時45分と同6時〜午前0時(金、土曜、12月22〜25日は午前2時まで)。

提供 - 函館新聞社

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