適性分別7.68ポイント悪化、燃やせないごみ調査

update 2015/11/28 10:20


 函館市はこのほど、9月30日に日乃出清掃工場で行った燃やせないごみの組成分析調査の結果を公表した。適正に分別された割合(重量比)は、資源ごみの混入が多く見られたことなどから70.66%と、前年度から7.68ポイント悪化した。

 主な内訳は、小型家電製品が24.96%と最も多く、ガラス類17.38%、金属類17.01%と続いた。

 適正に分別されなかったごみは、資源ごみが前年度比3.75ポイント増の13.93%で、過去5回の調査で最多だった。中でも栄養ドリンク剤や酒類などのガラスびんが10.76%と高い割合を占めた。

 このほか、プラスチック類の中でも燃やせるごみに分類される「容器包装対象外の50センチ未満」が、同比4.56ポイント増の10.33%と増加。園芸用プランターやプラスチック製の保存用ケースなどが多く見られた。

 市環境部は「適正に分別することで有料ごみ袋を購入する出費を抑えられる。広報活動を徹底し、資源の有効活用に努めたい」としている。

 2000年度から燃やせるごみと燃やせないごみを両方調べていたが、昨年度から両ごみを隔年で実施。市内各所から回収した200キロ相当を試料として使った。

提供 - 函館新聞社

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