函館朝市漁り火がごめ丼 全国ご当地どんぶり選手権に出場

update 2015/11/27 10:15


 函館朝市協同組合連合会(井上敏廣理事長)は来年1月に東京ドームで開かれる「全国ご当地どんぶり選手権」に函館の魅力を凝縮した海鮮丼「函館朝市漁り火がごめ丼」で出場する。全国15のさまざまなどんぶりと競うイベントで、井上理事長は「出場するからには優勝を狙いたい」と意気込んでいる。

 どんぶり選手権は今回が7回目。来年1月8〜17日の10日間、東京ドームを会場に全国の祭りとグルメを集めたイベント「ふるさと祭り東京」内で開かれる。函館市は、ふるさと祭りを北海道新幹線開業前最大のPR機会として、大型ブースで出展。名物グルメの販売や、青函4市と合同のふるさとステージ出演などを予定する。

 朝市のどんぶりは、ホタテの炊き込みご飯の上に、イカとガゴメ、ウニ、イクラを乗せたぜいたくな海鮮丼。春から試作を重ね、今年9月に行われた予選を突破。本戦では、全国各地の15のどんぶりがハーフサイズ1杯500円で提供され、来場者の投票で優勝が決まる。

 本番を前に井上理事長や船岡聡副理事長らが26日、市役所を訪問。試食した工藤寿樹市長は「函館の食材であるガゴメコンブとイカ、ホタテのご飯もすべておいしかった」と太鼓判を押した。井上理事長は地場産にこだわり抜いたどんぶりに自信をみせ、「北海道の味、函館の味を前面に出した。肉が強いと思うが出るからには優勝したい」と話していた。

 同連合会では来年3月の新幹線開業に向けて、加盟飲食店で「がごめ丼」を提供するよう準備を進めている。

提供 - 函館新聞社

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