蜃気楼 海上に建物出現 函館氷点下2・1度
update 2015/11/24 10:13
北海道の上空に寒気が入り込み、放射冷却が強まったため、道南の23日は最低気温が12月上旬並みに冷え込んだ。函館地方気象台によると、長万部氷点下3・9度、北斗市同3・4度、八雲町八雲同2・5度、函館市同2・1度、木古内同1・8度、江差0・7度と今季最低となった。
気温の低下に伴い、道南の海岸では、対岸や遠方に見える市街地が光の異常な屈折により、地上の建物が浮き上がったり、ゆがんで見える蜃気楼(しんきろう)現象が見られている。浮島現象とも呼ばれ、暖かい海水温と冷たい外気温の関係などで発生する。
同気象台によると、24日の道南の天気は、午前中は雨または雪で、昼過ぎから曇りとなる見込み。
提供 - 函館新聞社
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