ハロウィーン商戦活況

update 2015/10/27 10:29


 欧米発祥の収穫を祝い仮装して町を練り歩く人気イベントのハロウィーン(31日)が日本でも大きな盛り上がりをみせている。市内各地の洋菓子店や雑貨店などでは、定番のカボチャのオバケや魔女、今年人気の猫をモチーフとしたお菓子や飾り付けが店頭に並び、商戦が活況だ。

 洋菓子店「ペイストリースナッフルス金森洋物館店」(末広町13)にはハロウィーン限定のスイーツを販売。カボチャロールケーキの上にカボチャのクリームを載せた「ハロウィンオバケちゃん」(378円)や竹炭を使った黒いシューの「シューモンストル」(195円)、ハニーパンプキン(400円)が登場。ハロウィーン仕様にラッピングされたクッキーもよく売れている。九島美佳店長(25)は「ハロウィーン商品をたくさん取りそろえているので、ぜひお越しください」とPR。

 お菓子の量り売り店「スウィートファクトリー金森洋物館店」(同町)は、期間限定の目玉のガムやタランチュラ型のグミでハロウィーンムードを盛り上げている。同店の青山美穂店長(28)は「ハロウィーンをテーマにした学校の行事や結婚式などで大量に買っていくお客さんも多い」と話す。

 テーオーデパート内の生活雑貨店「オレンジハウス」(梁川町10)は昨年のハロウィーン商品の盛況を受けて、品数を増やした。今年は新商品のお菓子入りの猫やカボチャ型のポーチ(734円)が人気で、クッキーの型抜きも好評。

 包装用品販売店「パッケージプラザごとう」(山の手1)では、ハロウィーン柄の袋やシールなど100〜400円代の手ごろな価格の商品に力を入れている。介護老人施設や商店で飾る小物として5年ほど前から買いに来る客が増えてきたという。

 バラエティショップあさひや(千代台31)では、ハロウィーンの定番コスチュームを取り扱っている。2000〜4000円代の魔女やドラキュラ、猫など数十種類の衣装をはじめ、最近は簡単に特殊メイク用のボディーペイント用のペンの売れ行きがいいという。

提供 - 函館新聞社

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