江差線記憶にとどめて…切手シートと入場券販売

update 2015/10/23 10:13


 JR北海道函館支社は11月1日、「ありがとう江差線(五稜郭―木古内間)記念入場券セット」を発売する。日本郵便北海道支社も同線を走行する列車の写真が入ったオリジナル切手シートを販売中で、両社はそれぞれ、切符と切手で江差線の名を記憶にとどめてもらおうとPRしている。

 入場券セットは、JR函館支社がこれまでの利用への感謝を込めて企画。同区間にある12駅の外観を描いた入場券(各170円)と特製の台紙付きで1セット2040円。函館・五稜郭・木古内の各駅で合計3000枚発売する。

 切手セットは、82円切手10枚を1枚のシートにまとめた。同線の存続、振興を目的に函館のまちおこしグループが、上ノ国町を流れる「天の川」にちなみ、木古内―江差間(昨年5月廃止)に設置した疑似駅「天の川駅」が今年7月に撤去されたことから、「想いでの江差線さようなら天の川モニュメント」として売り出した。「織姫から天の川ゆき」などと記した模擬切符と路線図などを記した台紙つきで、1セット2900円。道内148の郵便局で発売している。

 問い合わせはJR函館支社販売グループ(TEL0138・23・3376、平日午前9時〜午後5時)、日本郵便北海道支社郵便・物流営業部(TEL011・214・4184)へ。

提供 - 函館新聞社

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