カエデ並木 幻想的に…あすからもみじフェスタ

update 2015/10/16 10:06


 道内唯一の国指定文化財庭園である香雪園(函館市見晴町、見晴公園)で17日、「はこだてMOMI―G(もみじ)フェスタ」(市、市住宅都市施設公社主催)が開幕する。目玉の紅葉のライトアップに備え15日には試験点灯が行われ、人気の散策路「カエデ並木」などが幻想的に照らし出された。

 今年は照明を昨年より17基多い、48基設置。LEDライトを12基導入したことで、木々の様子を例年以上にはっきりと見ることができる。試験点灯では市や同公社、電気設備業者ら約15人が、光の加減や照明の角度を調整した。

 期間中は木曜日を除き、午後5時から30分間のミニライブを実施。ライブの回数を昨年より3回増やし20回とし、金曜日は仕事帰りでも参加できるよう午後6時半からの開始とした。毎週土、日曜日の午前9時〜午後3時は、週替わりでドライフラワーによるリースづくり(体験料500円)やかわいらしい色紙を使ったミニアルバムづくり(同)など多彩な体験会を用意している。園内の園亭では11月3日に自分でお茶を立てる茶席体験(同)を開く。

 フェスタは11月8日までで、期間中の午後4時から同9時までライトアップする。同公社によると、紅葉の見ごろは今月下旬から11月初め。紅葉に関する問い合わせは同公園緑のセンター(TEL0138・57・6210)、イベントなどは同公社花と緑の課(同40・3605)へ。

提供 - 函館新聞社

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