巴太鼓振興会の子どもたち、松村組公演に友情出演へ

update 2015/9/23 10:20


 郷土芸能函館巴太鼓振興会(小椋浩史リーダー)は27日、市芸術ホール(五稜郭町37)で開かれる和太鼓松村組の公演に友情出演する。松村組の結成20周年を記念した北海道ツアーで、ツアー最終日の函館公演での晴れ舞台に向けて、練習に熱がこもっている。

 巴太鼓振興会は1969年6月設立。夏祭りなど市内のイベント出演や福祉施設の慰問などを中心に活動しており、現在は小学1年から社会人の17人で活動。函館公演ではオープニングを飾り、4曲を演奏する予定。

 松村組は1995年、阪神・淡路大震災被災者への激励と神戸の復興エネルギーを全国に発信するために発足。同会とは2010年に楽曲提供してもらった縁で交流を深めてきた。松村組からの出演依頼を受け、陸上自衛隊函館駐屯地の体育館を借りて毎週木曜午後6時半から8時半まで、本番に向けて研さんを重ねてきた。

 太鼓のDVDを見るなど自宅でもイメージトレーニングに余念がなく、本番ではセンターを務める局面もある入団4年目の函館高盛小5年平野碧(あおい)君(11)は「リズムを取るのに不安な場所があるので、早くできるようになりたい」と意気込んでいる。

 午後1時半開演。チケットは大人前売り2500円(当日3000円)、高校生以下前売り1200円(当日1500円)。松柏堂プレイガイドやローソンチケット(Lコード15390)、チケットぴあ(Pコード270・634)で扱っている。

提供 - 函館新聞社

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